ROSE TECHNICS
また、一般的な樹脂素材に比べ耐熱性、収縮率、耐劣化性、耐衝撃性を大幅に改善することが出来ました。
BR5Mk2(生産終了)
受賞履歴
- 「VPG2019 SUMMER」にてライフスタイル分科会 イヤホン/ヘッドホン部門 インナーイヤー型ヘッドホン(3万円以上5万円未満) 受賞
人間工学に基づいたデザイン
アジア人の外耳モデル(3Dデータ)24通りを基にサンプルを作成し数十回に渡りチューニングを行いました。
これにより快適な装着感を獲得すると共に外耳道の奥にイヤホンを挿入できエネルギーの減衰を少なくすることに成功しました。
こだわりのハウジング
上場企業と生産の業務提携を行うと共にドイツ製のCNC加工機械を導入、ハウジング素材としてPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)を採用することにより0.01mmまでの加工精度を獲得すると共に非常になめらかな質感と透明度を実現しました。また、一般的な樹脂素材に比べ耐熱性、収縮率、耐劣化性、耐衝撃性を大幅に改善することが出来ました。
フィルターを排除した高音域
高周波は伝送距離による減衰が大きいため可能な限りノズル部の近くにドライバユニットを設置することとフィルターを無くしダイレクトに出音することにより高周波帯域の繊細な音を最大限保持しています。
また、高音域を担当するバランスド・アーマチュアドライバに特別カスタマイズされたデュアルユニットを採用することにより高解像度で低歪みを実現しました。
より深みのある音を目指して
ネットワーク回路をチューニングすることでより深い低音再生を実現しました。それぞれのドライバが担当する音域について
BR5Mk2は5ドライバ搭載のカナル型イヤホンですがシングルユニットx5の構成ではなくシングルユニットx1+デュアルユニットx2の構成でそれぞれ低域、中域、高域と3つの帯域を担当しています。
具体的には低域用のシングルユニットは低域(20Hz~300Hz)+中低域(300Hz~800Hz)、中域用のデュアルユニットは中域(800Hz~3,000Hz)+中高域(3,000Hz~6,000Hz)、高域用のデュアルユニットは高域(6,000Hz~10,000Hz)+超高域(10,000Hz~20,000Hz)を担当しています。
シングルユニット、デュアルユニット共にチューブ(音導管)でそれぞれの帯域の音をミキシングし出力しています。
低域及び中域用チューブの先端にはそれぞれチューニング用のフィルターが設けられています。